導入事例

国際平和研究所(IPI)

国際平和研究所は分析ツールをQuid Monitor(旧NetBase)に乗り換えリーチ獲得に成功

国際平和研究所

トピックを定期的にモニタリングすることで、重要なタイミングにて大切なメッセージをより多くの人に届けることができます

概要:

国際平和研究所(IPI)は独立した国際的な非営利シンクタンクで、国際関係の特定の側面に関する研究報告書を作成し、国連マリ共和国平和維持ミッションなどの組織に助言をおこなっています。
また、世界の安全保障に関する動向や問題点について定期的にタイムリーな分析をおこなっており、出版物「The Global Observatory」を発行しています。IPIはマーケティング予算を持たない非営利団体であるため、主要なインフルエンサーにIPIの活動に関する情報を伝え、オーガニックリーチを効果的に広げるストラテジーを採用しています。
Quid Monitor(旧NetBase)を利用することで、IPIが作成したレポートを広めてくれる理想的な人物を正確に特定し、エンゲージメントを高め、重要な国際活動に取り組んでいる他の組織と提携することができました。

A new way of Doing Business

結果:

IPIのX(旧Twitter)、Facebook、Instagram、Snapchatのフォロワーが4万人から7万8千人に増加。
地球観測センターのFacebookページが1284%成長。
IPIの地理的分析結果を活用したSnapchatとのストーリーパートナーシップを締結。

挑戦:限られたリソースで適切な人々にアプローチする

国際平和研究所(IPI)はB2Bのコンサルティング会社のように、さまざまな対象者に合わせた提案をおこなっています。また、IPIは国連のような組織に国際情勢への対応を助言するだけでなく、時事問題を扱うブランド「The Global Observatory」で毎日記事を発表しています。

それぞれの仕事には異なるアプローチが必要です。
「The Global Observatory」では、世界で日々起こっていることをリアルタイムで把握する必要があります。
一方、IPIの取り組みでは、必要としている地域にリソースを提供する人々にとって最も価値のあるレポートを提供するために、より長期的なSNS分析をおこなう必要があります。

IPIにはマーケティング、時事問題の特定、国際平和デーなどのイベントの推進、レポートの配信、インフルエンサーマーケティングなどの様々な課題を抱える中、予算がないため、費用対効果の大きいソーシャルメディア上で分析と発信をおこなう必要があります。
つまり、IPIは適切なトピックと適切な人々を選び、調査報告書や記事が有機的に最大限の効果を発揮するようにしなければならないのです。

当初、彼らはソーシャルリスニングのために無料のツールを使用していました。
しかし、安価で機能の少ないツールでは、データにノイズが多く、有益な情報が得られないという課題に直面します。ツールの乗り換えを検討する中で「必要なことが全てできるか確かめる」と多くのツールを比較しました。検討の結果、彼らはQuid Monitor(旧NetBase)を選びました。

解決策:使いやすく正確なツールで信頼性の高いデータを提供し、ソーシャル上の会話を促進する

IPI は Quid Monitor(旧NetBase) を使用して「平和」や「国際平和デー」などの最も重要なトピックをモニタリングしており、世界のどこで平和に関する会話がおこなわれているのか、また誰が最も熱心に話しているのかをリアルタイムに把握しています。

また「Instant Search」を使って、「The Global Observatory」に掲載するニュースの速報性を確認したり、パリの「Charlie Hebdo」襲撃事件の後に生まれた「#JeSuisCharlie」のように、その地域以外では目立たないようなハッシュタグを特定したりしています。
地域や話題、主流なSNS特有のハッシュタグなどをいち早く取り入れ、発信する事で投稿を多くのユーザーに届ける事を重視しているからです。
このような洞察により、彼らはアクティブに会話される話題の一部となり、ターゲットを絞った情報を提供することができます。

さらに、Quid Monitor(旧NetBase)の素早く膨大なデータを可視化し、豊富な機能で質の高いインサイトを得ることができるようになりました。IPIチームの他のメンバーも必要に応じて時事問題やブランドのためのインサイトを検索することができます。

結果:エンゲージメントとブランドパートナーシップの向上

Quid Monitor(旧NetBase)を導入したことで、IPIのソーシャルネットワークにおけるエンゲージメントは、4万人のフォロワーから7万8,000人に増加しました。さらに、いくつかの重要な取り組みも実現しました。

Quid Monitor(旧NetBase)インスタントサーチを利用することで、The Global Observatoryで公開する関連トピックを素早く見つけることができるようになりました。
また、ソーシャルリスニングプラットフォームを利用することで、トピックの分析をおこない、イベントキャンペーンやインフルエンサーへの働きかけに役立てることができました。

国際平和の日である9月21日には、IPIのハッシュタグ「#UNGAxIPI」がニューヨークでトップトレンドとなりました。これは、IPIがこの分野で最も影響力のあるソーシャルユーザーを見つけ出し、そのユーザーとつながりを持てたからです。

また、Snapchatと提携して、平和の日のためのグローバルストーリーを作成しました。Quid Monitor(旧NetBase)を用いて地理的な情報をSnapchatに提供し、ストーリーが適切な視聴者に届くようにしました。

・IPI全体のフォロワー数を40,000人から78,000人に増加
・地球観測センターのFacebookページが1284%成長
・Snapchatとのストーリーパートナーシ

IPI

もし1時間前に何かがトレンドになっていたとしても、おそらく遅すぎます。
あるいは、今から投稿するとしたら、まるでカッコ悪いと思われてしまうでしょう。パーティに遅刻したようなものです。Quid Monitor(旧NetBase)は、トレンドや最新の情報を必要なときにタイムリーに提供してくれます。
Hillary Saviello
Social Media Officer,International Peace

分析手法

ソーシャルリスニングツールを活用したSNS分析手法・SNS分析方法をご紹介します。

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