目次
ローンチ開始から終了まで結果が出るような
キャンペーンをデザインする
ソーシャルリスニングの利点の一つは、先述したコンテンツやセンチメント分析など、特定の領域から収集した情報が他分野でも応用可能な点です。施策やコンテンツを充実させることがキャンペーンを発展させる上でのメインフォーカスとなります。
ソーシャルリスニングを行うと、キャンペーン等に幅広く応用できるトレンドを見つけることができるので、ブランドイメージだけでなく様々な分野でソーシャルリスニングを運用しましょう。
例えば、単発のキャンペーンに絞った分析から、業界や製品カテゴリーに対する分析など、幅広いソーシャルリスニング活動を用途に応じて行うことが可能です。
オーディエンスが求めているものは何かを突き詰め、得られた洞察を活用していきます。ユーザー参加型のコンテストやプレゼント企画など、ユーザーが求める傾向がソーシャルリスニングを通して見えてくるはずです。
リアルタイムで分析を行い、質の高いキャンペーンへ反映していくことが重要となっていきます。今この瞬間、オーディエンスが何に対して興味を抱いているのかQuid Monitor(旧NetBase)を使って分析しましょう。
インフルエンサーを見つけることもソーシャルリスニングの大きな役割です。下記では、ブランドへの理解があり、ターゲット層からの支持が強いインフルエンサーを発掘し、実際にキャンペーンで使用していく事例をご紹介します。
音楽ファンをモニタリング
米iHeartMedia Inc でスマートオーディオ インサイト&分析部門のEVPを務めるハテル氏がどうしてソーシャルリスニングがイベント運営に不可欠なツールなのかを語ります。
iHeartMedia Inc ではiHeartRadio Awards Show とiHeartRadio Music Festival という2つの主要イベントを毎年運営しています。イベント期間中にはソーシャルリスニングを行い、ファンの行動や、センチメントを分析することで、イベントの裏付けをリアルタイムで行うことが可能となりました。
キャンペーンを成功させるには様々な要因が含まれるので、必ずしも施策やイベントが狙い通りの反響を得るとは限りません。
しかし、できる限りの手を打っておくことがベストプラクティスと言えるでしょう。オーディエンス自身がアーティストへの思いを表現し投稿することができるブログやフォーラムを設けてあげることで、エンゲージメントの獲得に繋げています。
iHeartMediaではこのようにユーザー生成コンテンツ(UGC)をアワード授賞式やフェスティバルに意識的に組み込んでいます。一番のファンを競うコンテストをSNS上で開催したところ、Fan Armyと呼ばれ、様々なアーティストのファン達の間で投稿が活発になりました。
ソーシャルリスニングを行うことで、そのような盛り上がりに合わせて新商品をローンチし、リアルタイムでアーティストとエンゲージできるようなプロモーションを流すことが可能になったのです。
サマリー
・トレンドや、消費者がキャンペーンのどこに興味を持っているかを明確にする
・ターゲット層を掴むことに最適なSNSチャンネルやプラットフォームにてキャンペーンを行う
・オーディエンスがエンゲージしやすいキャンペーンを作る(UGCやコンテストの活用)
・キャンペーンやターゲット層の反応をリアルタイムで追跡する
SNSマーケコラム一覧
ソーシャルリスニングツールの活用方法やSNSマーケティング事例をご紹介します。
導入事例
Quid Monitor(旧NetBase)をSNSマーケティングにご活用いただいている海外企業SNS分析事例をご紹介します。
SNSトレンドレポート一覧
ソーシャルメディア上のトレンドをQuid Monitor(旧NetBase)で分析したSNSトレンドレポートをご紹介します。